彼女からの電話はいつも唐突です。
それは今に始まった事ではありません。
過去の事例を挙げれば数知らず。
寂しかったんだと着歴を4回残し、
『G』に特攻されたと荒い息で訴えられ、
「大変な事態が…」と言う理由を聞けば魚の骨がのどに刺さった…等々
例に漏れず、今回もまた個人的にはどーでもいい話。
「…あい、なんですかい?」
『(ゼーハー×2)兄さんっ!(ゼーハー×2)%$=~#!!☆○×△□っ!!』(←聞き取れない/マジ)
「…落ち着け」
『(急に冷静に)あのね。眼鏡スーツカフェが出来た!』
「………………
…………………………はぁ?」
『だから、眼鏡スーツカフェが…』
数十秒熱く語られる。
「…で?」
『うん。(14日に皆で)行きたいから地図を
印刷してくれないかな…』
「お前、自分でなんとかしようと思わんの?」
『したよー。携帯で見ようとしたらほとんど映らなくて…』
「ネカフェは?」
『行ったけど印刷が高くてやめた』
「いくら?」
『1枚50円』
「確かにちょっと考えるな(苦笑)
…って、"書き写す"ってのは考えなかったのか!?」
『………………あ』
「お前の両手はマンガ描く以外の使い道はないのかっ!?」
『ごごごごめん。よく考えたら確かにっ(汗)しかも写メって手もあったっ』
「お前はー…(呆)で、何て検索かければいいの?今調べっから」
『眼鏡スーツカフェで』
「うわっさむー」
『言わないでよー』
「だってオレ、眼鏡萌えでもスーツ萌えでもないから…」
検索終了&ページジャンプ
「店名も寒いな。"ラブオール"ですか」
『だから言わないでってばー』
「これの地図を持ってきゃいいのね?」
『お願いします。兄さん、愛をありがとう(喜)』
「…なんだろう。今どんどん冷えてるんですけど、オレの心」
『えぇ!?』
「昨日のルキアス(GLⅥ)と、今日の小太郎(翡翠の雫)でとても盛り上がってたのに。なんでだろう」
『ひどいよー』
「ま、当日には白くて生暖かい眼差しを送ってあげるよ」
『たぶん皆から送られそうな気がする…』
以上、ほぼ忠実な再現トークでした。
ウメ子よ。
頼むから曜日感覚と時間感覚を身に付けてくれっ
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